今月のひとり言

 当用漢字では「人材育成」と記しますが、私は「人財育成」と表現させています。人材と書くから軽視し知恵や工夫も無く人手不足解消だけの派遣採用や安易なリストラが横行しているんじゃないかと思います。もともと「材」は材料ですから必要な時に調達し不要となれば処分すると言う考えに陥るのだと感じます。

 最近よくテレビで人材派遣会社のコマーシャルを目にします。「おい君、彼はいったいどこで?」「彼はうちにピッタリだ‼」とか、そんな人財は居ません。そんな人財は会社を辞めませんし会社も放しません。そうは思いませんか。

 必要な人財は調達するものではありません、自分の会社で育てるものです。だから「人財育成」と記し社員は「」と表現するんです。そのための環境を社長、あなたは造っていますか。それを造るのがあなたの役目です。

 目標になる先輩や上司は居ますか、 人は放っておいて育つものではありません。

 

                   企業伏魔殿 其の2

 トップの抑えが弱くなり、夢を語れない会社は混沌状態に陥る。「今は、上手くいっているから~、変える必要はない」。本当にそれでいいのか。激変しているこの時代、会社は生き残れるのか、成長できるのか。

 変化に敏感で対応できなければ生き残れない。ダーウィンの進化論にもあるように「環境に機敏に対応できた種のみが現代に生き延びている」会社も生き物、同じだと思う。会社が少し大きくなったり、安定してくると「今のままで何がわるい、冒険するよりしない方が、当面飯は食えている。」自分に言い聞かせ静観する輩が蔓延る。それが面妖な妖怪を生み出す。日産を立て直したゴーン氏もそうではないのか。そんな妖怪を生み出しているのは何も言えない、言わない、傍観しているあなた達であり、それが会社の体質であり実力です。

 課題が多すぎ何から手を付けたらいいのか。どうすればいいのか。分からない、整理できない。それは、ごった煮の鍋、どんぶり勘定だからではないのか。この季節美味しいが素材各々の味まで分からない。会社の課題や問題なども同様ではないのか。絡み合った課題や問題を一つひとつ紐解き「目的」から整理してみれば色んなことが見えてくる。そこから打つ手が明確になるものです。

 権限委譲とか主体性の重視とか、もっともらしい言葉を並べあなたは逃げているだけですよ。隠蔽、慢心、暴走、執着、惰性の慢性化による危機意識の欠如、ぬるま湯体質まさに魔物の喜ぶ環境、伏魔殿ですね。実名は出しにくいが1982年三越に始まりリクルート、ライオン、イトマン、山一、拓銀、ヤオハン、ヤクルト、そごう、雪印、三菱ふそう、パロマ、石屋製菓、NOVA、船場吉兆、日本航空、大王製紙、東電、カネボウ、三菱自動車、日産などなど枚挙にいとまがないが、もう忘れてしまったようですね。税金で救済されたところもありますが、我々のような小さな会社は?   救ってくれますか。                     (続きは3月)

「あなたの会社は…」 株式会社 DAY BY DAY  CEO 成瀬 力造

鋭い切り口で貴方の抱えている問題を一刀両断!!

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