5月ゴールデンウイークも終わり、またいつもの日々が始まった。全ての規制は解除されたものの、警戒しながらの人々の行動、まだまだ注意が必要です。沖縄への出張も、なかなか踏み切れない・・・・(´;ω;`)ウゥゥ・。
知床の遊覧船事故も12名の方がまだ発見されていない。事故が起こると大騒ぎするが、事前のリスク管理がいかに重要かが分かるが今ではもう遅い。・・・・でもそんな会社が多いのも事実、やはり品質は会社の命であり生命線である。あらためて考え直したい。諺に、喉元過ぎれば・・・、とか、後で気が付く・・・・、とかあったよな~(´;ω;`)ウゥゥ・。
本件も、先回が最終回であったように今回からは何を書こうかと悩んでいる。
・・・そろそろ本題にはいる。 今月はTPSから派生した物流方式にする。(# ゚Д゚)。
改善入門 トヨタ物流方式
物流とは市場(お客様)の動き(要求)にあわせ、求められる商品を、タイムリーに供給する事である。
例えば、どこで在庫をするのか、或いはしないのかは、お客様から要求されるリードタイムと、供給に要するリードタイムから決まる。またどれだけ在庫するか(回転率)は、実力によって決まる。 ( ^ω^)・・・。それを低コストで実現するために、トヨタ生産物流方式では、平準化、リードタイム短縮、小ロット多頻度作業(運搬)を合理的に行う。物流は、生産から消費までをつなぐチェーンであり、前後工程をスルーで見て改善を行うことが重要だ。(ムリを前後工程に押し付けない)
実力もないのにムリに在庫を落として、お客様に迷惑をかけたり、前工程に山ほど在庫を持たせたりすることは避けなければならない。またお客様の不合理な要求を、コストをかけて対応することも考えものである。不合理か否かは真のお客様(消費者)のニーズかどうかで判断されるものである。
物流業のように、工程が、場所的にも、時間的にも多岐にわたり、しかも様々な業者が介在していると、真のお客のニーズが歪められてくる。 (´;ω;`)ウゥゥ・.
例えば物流センター入出庫業務を3PLとして、請け負った場合、直接の或るいはビジネスとしてのお客様は上記の消費者でなく、商社であったり店舗であったりする。すると場合によっては不合理と思われる(消費者のニーズでない)要求をのまざるをえないかもしれない。これに対しては、あくまで理想(TPSの基本)を見失うことのないように粘り強く説得しつづけることを諦めてはいけない。・・・・なかなか難しいがこれを実現しなくてはいけない。 (# ゚Д゚)
TPS物流とは、使われるスピードで物が生産され整斉と供給される流れを作ることが理想の姿である。 ! (゚д゚)!
最後に、教訓めいた事を一つ。
身の程を知るべしという事を常に念頭において改善指導をすべきです。
確かにTPSは理想追求の哲学である。「なぜなぜ」を繰り返して真因を追究していくと、何でもできるように思ってしまいます。「やらねばならない」ことと「今できる」こととは違います。余りに早急に改善を進めると、おなかがパンクしてしまいます。そうかといって現状をそのまま是認したままでの改善は、真の改善とはいえません。常に「あるべき姿」を最終形において、一歩いっぽ「弛まぬ改善」をしていかなければなりません。
健闘を祈ります。
俺はTPSが嫌いだった・・・・でも中身は知らないが。トヨタ・トヨタと偉そうに・・・・。
俺はTPSを学んでみた・・・・TPSが少しづつ分かってきた。
本質は人間性尊重であると・・・・TPSをもっと知りたいと。
だからもっとTPSを学んでみようと・・・・自分のために。
